血圧は心臓や自律神経などによってコントロールされていて、身体の状況に応じて上がったり下がったりします。
「
高血圧症」という病気になると、血圧の高い状態が慢性化します。
つまり血圧を上下させる要因と関係なく、高血圧となり、その状態が持続するようになります。
高血圧になる原因は良くわかっていません。
多くの要因が複雑に絡み合っているからです。
良く言われているのは塩分の取りすぎですね。
塩分を摂り過ぎると、塩分の濃度を下げようとして水分を血液中に取り込むことになります。
その結果、血液量が増加して、多くの血液が流れることになり、血圧が高くなるのです。
塩分は浸透圧に関係しますから、身体の塩分濃度は常に一定にしておかなければならないので、当然こうなります。
その他にも、自律神経の乱れとか血管の収縮なども高血圧の直接の原因となります。